
きみに読む物語の舞台裏トリビア43選
アリー役の候補としてアシュレイ・ジャッドやリース・ウィザースプーンの名前も噂に上がっていた。ブリトニー・スピアーズもオーディションを受けており、その映像は2021年5月にeBayで100万ドルで出品された。
ライアン・ゴズリング(ノア)とレイチェル・マクアダムス(アリー)は、2人ともオンタリオ州ロンドンのセント・ジョセフ病院で生まれた。
ライアン・ゴズリングは役作りのため、撮影前にサウスカロライナ州チャールストンで暮らした。2か月間、毎朝アシュリー川でボートを漕ぎ、日中は家具を作って過ごした。
雨のシーンは、2010年後半から2011年半ばにかけて放送されたSprintの劇場用CMに使われた。
ノアが車で乗り付け、アリーの夏の邸宅の門に突っ込むシーンは偶然の産物だった。立派な門を壊してしまったが、おかげで最高のカットが撮れた。
バンドリーダーはキャブ・キャロウェイという設定で、彼はバンドメンバーや観客が彼の「スキャット」の歌詞を繰り返すコール・アンド・レスポンスの曲で最もよく知られていた。
ノア・カルフーン役にはヘイデン・クリステンセンも検討された。製作陣は彼の演技を確認するため『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)を観たが、キャスティング・ディレクターのマシュー・バリーは「20〜25分で耐えられなくなって、『こいつは演技ができない』となった」と振り返っている。
ロン・ハモンド役にはブラッドリー・クーパーとコール・ハウザーも検討された。
本作の製作オフィスは、ノースチャールストンにある旧チャールストン海軍基地に置かれた。
2024年6月、本作で実の母ジーナ・ローランズに重度の認知症の女性を演じさせたニック・カサヴェテス監督は、93歳のローランズ自身が現在「完全な認知症」を患っていると公表した。
ニコラス・スパークスの小説の映画化としては3作目だが、原作は1996年に刊行された彼の最初の小説である。
ジョージ・クルーニーはインタビューで、この映画は実際に製作が始まる数年前に作られる予定だったと明かした。クルーニーがライアン・ゴズリングの役を、ポール・ニューマンがジェームズ・ガーナーの役を演じる予定だったという。
1時間3分43秒のところで、レイチェル・マクアダムス(アリー)がカメラをまっすぐ見ている。
ジェシカ・ビールもアリー役のオーディションを受けた。
ライアン・ゴズリングはノア役の準備として、劇中に登場するキッチンテーブルを自分で作った。
主演俳優2人の関係を深めるため、ニック・カサヴェテス監督は互いの不安を口にして問題を解決する場を設けた。これにより2人は和解し、一時は本当のカップルになった。
カレン・モスとポール・ヨハンソンは、2人とも『One Tree Hill』(2003)に脇役で出演していた。
ライアン・ゴズリングはニック・カサヴェテス監督にとってノア役の第一候補であり唯一の候補だった。カサヴェテス以前にはスティーブン・スピルバーグ、トム・クルーズ、ジャスティン・ティンバーレイクも企画に参加していたが、降りている。
ニック・カサヴェテス監督は『フェイス/オフ』(1997)でジョアン・アレンと共演しているが、同じシーンには出ていない。
ニック・カサヴェテス監督によると、ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスは最初は反りが合わず、ゴズリングはマクアダムスを降ろそうとしたという。
ジェシカ・シンプソンは、性愛シーンを演じることに抵抗があったためアリー・ハミルトン役を断った。
ニック・カサヴェテス監督はノア役に無名で「ハンサムでない」俳優を望み、ライアン・ゴズリングを起用した。
ブリトニー・スピアーズは回想録で、アリー役の第2候補だったと明かした。実現していれば、『ミッキーマウス・クラブ』で一緒だったスピアーズとゴズリングの再共演となっていた。
小説の映画化権は1996年にニュー・ライン・シネマがプロデューサーのマーク・ジョンソンを通じて取得した。脚本にはジェレミー・レヴェンが起用され、1998年にはスティーブン・スピルバーグが関心を示し、トム・クルーズをノア・カルフーン役に迎えて映画化を望んだ。スピルバーグが他の企画に専念することになったため、翌年にはジム・シェリダンが監督として参加。1999年に撮影開始の予定だったが、脚本の書き直しで延期された。シェリダンは最終的に2000年10月に降り、『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』(2002)の製作に取り組んだ。
本作のオリジナル劇場予告編の背景音楽には、レイチェル・ポートマンが『サイダーハウス・ルール』(1999)のために作曲したスコアが使われた。
レイチェル・マクアダムスは別の映画のプレミアでアリー役のオーディションを受けた。脚本を渡されたのは前日で、9人の女優を抑えて役を勝ち取った。オーディションで使われたシーンには、アリーと母が朝のドライブから戻った後の、アリーとノアの口論の場面も含まれていた。
アリー役にはエルサ・パタキーも検討された。
ケイト・ベッキンセイル、ジェーン・マクレガー、ジェニファー・ローレンス、スカーレット・ヨハンソン、エイミー・アダムス、クレア・デインズ、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、ケイト・ボスワース、ジェイミー・キングがアリー・ハミルトン役のオーディションを受けた。当時13歳だったローレンスは若すぎるとして落選。ヒューイットは最終候補に残ったが、最終的にレイチェル・マクアダムスが起用された。
ノアとアリーの2度目のラブシーンは当初もっと長く露骨なものだった。MPAAのPG-13指定を維持するため編集を余儀なくされた。
ニコラス・スパークスの小説の映画化としては3作目だが、原作は彼の記念すべき最初の小説である。2025年時点で、彼の小説は12作が映画化されている。
レイチェル・マクアダムスとジェームズ・マースデンは、2人ともマーベル・コミックを原作とする映画に出演している。マースデンは『X-MEN』シリーズ3作でスコット・サマーズ(サイクロップス)を演じ、マクアダムスは『ドクター・ストレンジ』(2016)でクリスティーン・パーマー博士を演じた。
本作の出演者にはアカデミー賞受賞者が1人(マーク・ジョンソン)、ノミネート経験者が6人(ライアン・ゴズリング、ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー、ジョアン・アレン、レイチェル・マクアダムス、サム・シェパード)いる。このうち主演の2人(ゴズリングとマクアダムス)は本作の後にアカデミー賞ノミネートを果たし、他の面々は本作以前にノミネートされていた。マーク・ジョンソンの本作での役はカメオ出演で、本業は映画プロデューサーであり、本作のプロデューサーも務めた。彼のアカデミー賞は演技ではなく『レインマン』(1988)のプロデュースによるものだ。
レイチェル・マクアダムスは撮影前にチャールストンで過ごし、土地勘を養った。バレエとマナーのレッスンも受け、南部訛りを身につけるために方言コーチにもついた。
マーティン・キャンベルが2001年3月に監督交渉に入ったが、1年後にニック・カサヴェテスに交代した。
ネタバレを含むトリビア
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本作で老いたアリーを演じたジーナ・ローランズは、ニック・カサヴェテス監督の母である。
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年を重ねたアリーとノアの姿をとらえた写真は、実はジーナ・ローランズが夫ジョン・カサヴェテスと撮った私物写真で、ジョンの顔の上にジェームズ・ガーナーの顔写真を合成している。
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2024年初頭、『きみに読む物語』のミュージカル舞台版がブロードウェイのジェラルド・シェーンフェルド・シアターで開幕した。脚本はベカ・ブランステッター、音楽と歌詞はイングリッド・マイケルソン、演出はマイケル・グライフとシェール・ウィリアムズが手がけた。映画と同じく、この舞台でもアリーとノアを年代ごとに複数の俳優が演じ、開幕時のキャストにはジョン・カルドーザ(若きノア)、ライアン・ヴァスケス(中年のノア)、ドリアン・ヘアウッド(老いたノア)、ジョーダン・タイソン(若きアリー)、ジョイ・ウッズ(中年のアリー)、メアリアン・プランケット(老いたアリー)が名を連ねた。
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若きアリーとノアが初めて登場するとき、2人は映画冒頭の老いた2人と同じ色の服を着ている。これは老いたアリーとノアが誰なのかを観客に示すヒントだった。
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ライアン・ゴズリング(若きノア)は、ジェームズ・ガーナー(老いたノア)が茶色の目であるのに対しゴズリングが青い目だったため、茶色のカラーコンタクトを着用した。
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7年後のアリーとノアを描くシーンが最初に撮影され、ちょうどキャストとスタッフがクリスマス休暇に入る直前だった。この期間にライアン・ゴズリングはひげをそり、老いたノアを演じるために20ポンド減量し、その後また若いノアを演じるために戻った。「7年後」のシーンではレイチェル・マクアダムスとゴズリングがどこか恥ずかしそうで、互いに手探りな様子に見えるという声もあるが、若きアリーとノアのシーンではより打ち解けて自然になっていった。
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老いたアリーを演じるジーナ・ローランズは老いたノア役のジェームズ・ガーナーより2歳年下で、若きアリーを演じるレイチェル・マクアダムスは若きノア役のライアン・ゴズリングより2歳年上である。
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アリーがノアとの口論のあと車で走り去る際、ぶつかりそうになって避けたトラックの運転手は、25年前に母親が不倫した相手と同じ人物のようだ。
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作中に登場する手書きの文字はすべて一貫した筆跡で書かれている。ノアが朝、朝食を買いに出かけるとき、彼はアリー宛てのメモをベッドのヘッドボードに貼っていく。そのメモの筆跡ははっきりと読み取れ、飾り気のあるものだ。後にアリーがノートの最初のページにノアへと書き添えた手書きの言葉も、このメモの筆跡と一致する。どちらもノアやアリー本人ではなく、同じ人物が書いたものだ。さらに、アリーの母親が郵便受けから取り出す封筒や、映画の終盤近くでアリーが読むノアの手紙の筆跡も同じ人物によるもの。明らかに制作チームの誰かが非常に達筆だったのだ。